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東北地方太平洋沖地震で被災された皆様へのお見舞いと
両備グループ社員の皆さんへのお願い
両備グループ
代表 小嶋光信
言葉を失うほど甚大な被害をもたらした、この度の東北地方太平洋沖地震で被災された皆様と関係の皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、多くの尊い命が失われたことに対し謹んでお悔やみを申し上げます。両備グループと致しましては、微力ながら、
緊急支援物資の輸送協力などを通じて、被災地の皆様の安全と、被災地域の一日も早い復興を祈念しています。
また、地震の二次災害として起こった福島第一原発の問題は、更に深刻な事態で、広範な地域に長期的な被害をもたらす危険性があると憂慮しています。
この国難とも言うべき大災害に対して、そして被災地の皆様の厳しい環境を鑑みて、両備グループ各社及び全社員は、忠恕=真心からの思いやりの精神で、日本の復興に協力したいと思います。
ついては、両備グループ社員の皆さん、そのご家族の皆様にお願いがあります。
1.被災地にできるだけ多くの燃料や食料品などの物資を供給できるように、買いだめなどはしないようご協力ください。もし、物資が不足するような事態になれば、社員の幸せのために、両備グループが万難を排して対応をしますので安心してください。
2.家庭内では、できるだけ皆さん一緒に暖をとる・テレビを見るなど同じ部屋で過ごし、電気暖房器具は可能な限り使わない・不要なコンセントを抜くなど、節電にご協力ください。
3.マイカーの使用は自粛して、出勤・買い物・旅行などは、できるだけ公共交通を利用するなど、ガソリンの節約にご協力ください。
4.福島第一原発の半径30km以上、100km以内の範囲にある事業所(200km圏内もこれに準じる)の皆さんは、外出する際はできるだけ皮膚が出ないように、帽子とマスクを着用し、帰った際には、必ず洗顔・うがいをしてください。水分をたくさん取るとともに、「おしゃぶり昆布」などでヨード分もしっかり補給してください。状況によっては、安全を考えて、ご家族の安全な地域への一時避難を検討されることをお勧めします。詳しくは東京事務所の方針をご参照ください。
以上、ご協力よろしくお願いします。
また、大地震に対する両備グループの支援方針としては、まず各職場で会議開始時などに、地震で亡くなられた方々のご冥福を祈って黙祷し、当面、グループで1千万円の支援基金を創設して、
1.「災害復旧支援車両の無償提供」
大型トラック2両を不足する救援物資の輸送に充て、関係する県・市町村や団体などが集められた救援物資の輸送に協力する。
2.「緊急支援物資(救援物資)の調達と無償提供」
被災地でお困りの、入手し難い水や食料品・オムツ・生理用品・乾電池・灯油等々を日頃お世話になっているメーカーさんにお願いして、できる限り安くしていただいて確保し、被災地へ提供する。
3.「被災地域内での交通手段の無償提供」
被災地での生活が少し落ち着くと自家用車や路線バスの罹災などで、移動手段に困られると思うので、バス10台を被災地に提供する。
4.義援金の募金受付を両備グループ全ての窓口、職場で行う。
5.各職場は今まで以上に節電とエネルギーの節約を図る。
6.フェリーなどに緊急支援車両の搭載要望があった場合は、優先的に乗船させる。
その他にも、「両備グループ災害支援本部」を設置して、順次でき得ることを進めていきます。
社員の皆さんには、趣旨を理解の上、進んで協力してくれるようお願いします。
以上
両備グループ